3月20日に開催されました、ウェザー・リポート・オーサカ2024さんに行ってきました!
模型のジャンルでテーマを決めた展示会はよくありますがはウェザー・リポートさんは
「ウェザリングをほどこされていること」という技法をテーマにされた展示会です。
展示作品はAFVが多そうかと思っていましたがキャラクターものが圧倒的に多く、
ついでAFVだったように思います。
実際に存在するものよりも、実物をみたことがないものをリアルに表現する
手法としてウェザリングは効果的だと思います。
まずはAFV
実際にAFVの暗い色愛の中に明るい色をちりばめたジオラマは目をひきます。
ウェザリングで派手な部分だけがういてしまうことがないようにフィルタリングされています。
次いで航空機。
航空機もノズル回り焼けや、機体表面で水が流れあとが施されていました。
艦船模型はスケールが大きいので細かい汚れというのはめだたないところですが
錆を中心に実感のあるウェザリングが施されていました。
カーモデルは、ラリーカーあたり中心かと思っていましたが、日常生活に溶け込んだ車両を
作られた方が多かったようです。
キャラクターモデルはそれぞれの作品の設定を踏まえて鉄色にさびたもの、泥汚れのような外回りの汚れから塗装はがしなどの内側からの汚れといったイロイロな方向性の作品がありました。
午後からはコンテストも開催されていましたが、あいにくの悪天候で中の人は
帰宅せざるをえず…。
力作ぞろいであったと聞いております。
ウェザリング技法はやりすぎるとただの汚い作品になってしまいますし、
説得力のない汚れは逆にリアリティを失ってしまったりするので奥が深い技法です。
いろいろなジャンルのレベルの高いウェザリングがほどこされた展示会はとれも
勉強になると思います。
ウェザー・リポート・オーサカ2024さんはジャンルに限らずウェザリング技法をいかに
説得力あるものにできるかを勉強させてもらえる展示会でした。
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